私達のチーズ作りを支えてくださる酪農家さん
チーズ作りで大切な生乳は、私達の事をとてもよく理解してくださっている工房近くの２軒の放牧酪農家さんから受け入れています。
関口牧場 関口効雄さん
酪農家 関口効雄さん（新得町・広内）
神奈川県出身、本別農業大学校卒、
新得農業協同組合に勤務後、新規就農。４児の父
すごくバイタリティがあり、人懐っこい性格の酪農家さん。
就農から10年しないうちに、数年前にロボット搾乳牛舎を新設。導入当初は睡眠時間を削って一人で3人分働いていたと聞いてます。今は2人のスタッフも雇用され、事業家としても立派な方だなと思います。今年からTMRセンター（＝の飼料を使わずに、自家生産に切り替えたそうです。それもすべてエサの品質、費用対効果などを考慮してのご判断。チーズにとっては、他の酪農家さんとは別途、自家飼料生産に取り組んでいただけることは、チーズ向けの飼育形態を改善していく意味でも、楽しみにしております！
放牧にも取り組んでいて、脱柵して大変なこともありながら、チーズにとって何が必要で、酪農の立場でできることをしっかり判断し考えながら、今までも一緒にものづくりを考えてくれています。そんな関係を長年かけて、これからも大切にしていけたらいいなと思います。
とにかくいつも安定した作業をされているイメージ。やるべきことをきちんとやるタイプ。安心感があるイメージです。
さらに４人の男の子のお父さん。奥さんも明るい、この夫婦なら4人の子供も育てられるんだろうな、というご夫婦。ちなみに、エゾリスヴァレーコリスちゃんと同級生の男の子もいます！とても子煩悩なお父さんの一面もあります。
西尾牧場 西尾 文生 さん
酪農家 西尾文生さん（新得町・広内）
東京出身で大学卒業後、都内でOLをしたのち、
新得町レディースファームスクールへの入学をきっかけに新得町に就農されました。
おひとりで酪農業をされています。
すごくチャーミングな方で、馬も大好きで、馬好きでつながっているお友達も沢山いらっしゃいます。現在も、白馬を1頭、ポニー1頭、鶏、豚、ヤギ2頭、犬、など。ちょっとした観光牧場並みの、動物がたくさんいる牧場です。動物にも人にも、とにかく優しい。
「チーズ工房で、ホエイの処分に困ってます」って伝えたらホエイを飼料にできる豚を飼い始めてくれて、毎年5頭ぐらい飼っています。エサも、近隣の農家さんから、ブロッコリー、ニンジンなどが集まってくるから不思議です。こうして西尾さんのところで育った豚は 野菜、 ホエイだけでなくミルクもあたってたりして、脂の部分がミルクのような香りがします。年明けのちょっと月齢の長いものは、豚本来のお肉のうま味、風味が感じられます。食べ方のおすすめは、ブロックでグリルです！
口の肥えた子供達が、牛肉よりもこの豚肉を好んで食べるくらいなんですよ。
毎年、年末年始に、豚を加工してもらい、各家庭1頭ずつ（！）で、美味しくいただいてます。